青いとんぼ

徒然なるままに安田章大くん

第6回「もし安田章大とクリスマスの夜を一緒に過ごすことになったら2016」

 
 
安田くんがもしおとなしめな子と付き合った場合、絶対ドS。
 
 
今日という日は自分からはせずにあえて「なぁ、キスして」と相手からさせようとする。
 
 
ソファに並んで座ってて突然。真顔で。
 
 
こっちをじっと見てきて、相手は自分からすることって滅多にないから、それ言われて固まって結構の間が空いちゃうんだけど、それを見て「せんなら帰るわ」ってソファから立ち上がろうとする安田くんの腕を掴んで引き止める。
 
 
「してくれるん?」とソファの上で向き合う状態になって「はい、いいよ」って目をつぶって相手がキスしてくれるのを待っている。
 
 
思いきって安田くんの唇に少し触れただけで、恥ずかしくて下を向いてしまう相手に「それちゃう。もっと深いの」と自分からキスすることだけで精一杯だったのに、したことないことを要求。
 
 
泣きそうになりながら首を振る相手に「いつも俺がやってることやん。できるやろ?」
 
 
さらに距離を縮めて「ほら」と腰に手を添えられ唇が触れそうな距離で言われ完全に逃げられない状態を作られる。
 
 
戸惑う相手の頬に手を添え優しく名前を呼ばれる。
 
 
ぎこちなくも安田くんの口の中にゆっくり舌を入れてなんとか頑張ろうとする。
 
 
もういいだろうとゆっくり離れると「下手くそ」と笑われて、後頭部に優しく手を添えられ、とろけそうなほど甘くて濃厚なキスをされる。そして、もう片方の手は指と指を絡まされてギュッと握られた。
 
長いキスの最後はおでこに軽くキスを落とし、首筋に顔を埋め抱き締められる。


「してもいい?」

 
二人の夜はまだまだ終わらない。
 
 
 
 
そんなクリスマス。。。