TVガイド Alpha
ー安田さんはガツガツ欲望に向かっていく印象ありませんよね。
『僕は逆に無欲すぎるんです。こうありたいとかこうしたいって願望があまりない。むしろ、どうとでもなれと思ってる人なんです。でもそれは決してあきらめではなく、僕の感覚や感情を支配するより、誰かが投げかけてくれた感覚や感情に寄り添って何かを一緒に作り上げたほうがいいものが出来ると思ってるから』
ー芸を競い合う芸能の世界において、よくぞ生き残って来られましまね。我が強くないと難しいですよね!?
『絶対、そうですよね。だから、僕不適合者だと思うんです( 笑 )』
不適合者だとは思わんけど、不思議よね。私の中でやっぱりどっかしら芸能人って自分が自分がって思ってたり、他人を蹴落とさないと這い上がれない世界なのかなとか思ってたりするし、てか、芸能人続けてたら性格悪なるんじゃないかって(だいぶ偏見w)そういう要素が全然感じられないから。こういう人が芸能人って不思議だなぁって思うしかなり貴重よね。
生き残ってるのは、実力ってのもあるだろうけど、人柄も影響してくるんじゃないかと思うんだよね。
あらゆる仕事に関わってきた人たちから、実力を褒められることももちろんあるけど、必ずと言っていいほど、安田くんの人柄に好印象を持つ。
芸能人のわりにはあまりに性格が良すぎる。そういった意味では性格が芸能人向きではないというか芸能人ぽくはないよね。
それが魅力の一つだし、それが武器になって結果的に生き残り続けてるんだと思うけど。
でも、たまに私は安田くんは本当に幸せ?って思う時がある。
あまりに性格が良すぎるから
あまりに取り巻く人たちがいるから
その人たちのこと全部大事にしようとするから全部に期待に応えようと頑張りすぎてしまうから
背負うものがあまりに多すぎて
自分を大事にしないから
いつか壊れてしまうのではないかと。
芸能人として生きていくのにはその性格が自分自身を苦しめるんじゃないかと心配になるわけさ。
ああ、でもこれがまた応援したくなる要素か
母性本能くすぐられるじゃん?
私がちゃんと見守っとかないと!!
みたいな気持ちにさせられる
やっぱりこれも生き残ってる理由の一つ?
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『誰かがたまたま気づいたり、拾ってくれた時にこれもある、これもあると出せる準備だけは勝手にしてるんですよ。』
すごいよな。これぞ成功者の考え方ってかんじで。てか、これが生き残りの秘訣では?
与えられたものをただやるだけの受け身ではなくて、こうやって普段からスキル身につけていってるんだよ。見えないとこでちゃっかり。だから、いざチャンスが来た時にすぐ対応できるし、使える!って思われるんだよなぁ。才能ももちろんあると思うけど、裏ですごい努力してる人でもあるから。
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俺節をするにあたってカラオケで演出の福原さんたちの前で歌ったって話ですごい緊張した度合いを『22、23歳の頃、友達の結婚式で弾き語りをやってくれと言われた時以来』って語ってて、
安田章大が結婚式で弾き語りしてくれるって超贅沢じゃない!?
安田くん自身の結婚式の時はそれすごいしそうだなって思ってるんだけどね。今日のために一曲作ってきましたとか言って。
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ーアイドルの真髄とは何だとお考えですか?
『常に等身大でいること。アイドルっていわば偶像ですよね。世の中に本当にいないものというか。10代の子からすると、とても綺麗なものとしてみんな夢見て特別視する存在。でも同時にパジャマでコンビニ行くみたいな存在でもいたい。私と一緒なんだと思ってもらえるのもアイドルだと思うんです。』
『夢を見てもらうべき時はスター性を出し、そうでない時は等身大でいる。アイドルの真髄は見る側の欲望に対する順応性に長けてること』
自分のこと偶像とか言っちゃう安田くんってなんかすごい。てか、超客観的に冷静に分析してんじゃん。いやもうなんか深いというか。すげぇプロフェッショナル発言してるようなかんじがする。まさにそうだよねって思うし。アイドルとしての意識が高いよね。
だからかなぁ。ギャップを感じてしまうのは。本当アイドルモードの安田くんって本当アイドルだしキラキラしすぎて、まさに偶像みたいに思う時もあれば、ゆる〜い庶民的なオーラ発してる時もあるし( 笑 )この切り替えがすごいんよね。全部計算か!?ああ順応性長けてるってことなのねこれが。その時の場に応じて切り替えてるのは確かに感じられる。
今回ので安田くんがアイドルをどう捉えているのかとか仕事に対する取り組み方が知れる内容でなかなか興味深かった。