関ジャムについて考える

～関ジャムについて考える～

他の音楽番組とは一味違う音楽番組。

通常音楽番組と言えば、新曲を出すアーティストがゲスト出演し、アーティスト自身にスポットをあててトークを繰り広げるスタンスを思い浮かべる。

トーク終了後「それでは、○日に発売された新曲○○です。聞いてください。どうぞ」と歌振りして終わり。

正直な話、結構どうでもいい。確かに好きなアーティストが新曲を出すということで音楽番組に出て、好きなアーティストの私生活やその人自身について知れるのはおもしろい。だか、興味のないアーティストだったらって考えると、そんなことはどうでもよかったりする。

私は関ジャニ∞と高橋優が好きなのだけれど、じゃぁこの2組の曲しか聴かないのかって言われればそんなことはない。J-POPを中心にあらゆるアーティストの曲を聴く。それは曲が好きなだけであって歌ってるアーティストがどんな人なのかどんな性格なのかは興味はない。興味があるのはその人が歌ってる曲だっていう場合が結構ある。変な話がその人が不倫していようが性格が悪かろうがどうでもよくって、作ってる曲が素晴らしければその人の曲を聴きたいと思うわけだ。

関ジャムが他の音楽番組と一味違う点はアーティスト自身について取り上げることもあるが、音楽の本質について取り上げていることが多いということ。アーティスト自身についてではなく、曲にスポットを当てて番組が進められてるわけだ。音楽の専門的なことも知れる時もあり、まるで音楽の授業を受けてるような感覚になり、勉強にもなる。

また、曲に関する解説は新曲ではなく、誰もが知ってる名曲であること。どこかで一度は耳にしたことある曲が題材になってそれの解説や裏側を知れるのはおもしろい。このアーティストにはあまり興味はないけど、この曲は知ってる！この曲は好き！という視聴者を引き込むことができる。その点がこの番組の素晴らしいとこだと思う。

また、関ジャニ∞のファンの私にとって、セッションは見もの。普段決して歌うことのない他のアーティストの曲を歌ってるとこを見ることができる。おそらくこの一回限りでこれからまた同じ曲を歌ってる姿は見ることができないだろう。とても貴重映像になるということ。

また、関ジャニ∞のファンではない人にとっても、基本エイトで中心に歌ってるのは渋谷すばるだから、すばるの歌声は知ってるかもしれないが、他のメンバーの歌唱力を知るきっかけになればいいなぁって思う。あんまり普段歌うパート少ないけど、この人歌上手いなぁとか思ってくれたら嬉しかったりする。

私にとって関ジャムは、大好きな関ジャニ∞が歌ったり、踊ったり、楽器で演奏してるとこを見れるだけでなく、音楽の知識を学べたり、名曲の裏側を知れたりする素晴らしい番組だから、今後とも続けてほしい。